続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ。移行してボチボチやってます。

MV端末(JR海・西・四・九)

 顧客操作型の指定席自動券売機を業界的にMV端末と言ったりします。ハードウェア的にはおそらくほぼ同一ですが、JR各社で呼び名が異なります。日々機能向上されていますが、機能や購入できるきっぷには制限があります。(2019年5月最終更新)

○=現存  ●=現存せず


■JR東海

●MV10型(転写

Jrcmv10 (沼津駅:平成21年2月)

 「エクスプレス券売機」という愛称が付いていました。MV30型の一世代前の端末です。現金やクレジットカード投入口がディスプレイより上にあるのが特徴です。平成21年中ごろまでにMV35型に置き換えられ撤去されました。

●MV30型(転写

Jrcmv30 (品川駅:平成20年10月)

 こちらも「エクスプレス券売機」という愛称が付いています。購入できるトクトクきっぷが少なく、経路検索機能もないので、東日本や西日本と比べて使える機能を絞っている感はあります。平成30年2月までに置き換えられ現存しません。

●エクスプレス予約受取専用MV30型(転写

Jrcmv30exp (品川駅:平成20年10月)

 愛称は同じですが、こちらは「エクスプレス予約」の受取専用機です。新幹線と在来線の乗換改札口に設置されています。別途、新幹線乗車券も購入できるので現金投入口があります。パネルとメニュー画面以外は通常のMV30型との違いはわかりません。

○MV35型(転写感熱

f:id:imadegawa075:20190511131902j:plain (大曽根駅:平成30年7月)

 MV10型の置き換え用端末として平成21年より投入されています。外観や機能はMV30型と変わりません。平成22年後半より感熱タイプのものが登場しています。

●MV40型(感熱

Jrcmv40 (東京駅:平成21年2月)

 改札外の「エクスプレス予約」受取専用機です。縦長で省スペースなのが特徴です。基本的に「エクスプレス予約」の受取に特化しているため現金投入口がありません。中にはクレジットカードであれば乗車券や入場券、新幹線回数券が購入できるものもあります。平成30年2月までに後継のMV60型に置き換えられ現存しません。

○MV50型(感熱

Jrcmv50 (東京駅:平成25年10月)

 平成25年10月より東海道新幹線の東京・新大阪駅でMV30・MV35型を置き換える形で設置されました。行灯や硬貨投入口の変化はJR東日本のものと同じですが、QRコード読み取り機はありません。機能の少なさは相変わらずですが、処理速度は既存型より速くなっています。

○クレジットカード専用MV50型(感熱

f:id:imadegawa075:20190511131117j:plain (東京駅:平成31年2月)

 今のところ一部の新幹線停車駅に設置されているクレジットカード専用のMV50型です。こちらもQRコードの読み取り機はありません。

○MV50型サポート付き券売機(感熱

f:id:imadegawa075:20190511132820j:plain (幸田駅:平成29年12月)

 平成29年10月より幸田駅・名古屋駅の近鉄乗換口で設置されている、利用者の補助としてオペレーターモードが利用できる券売機です。原理はJR西日本の「みどりの券売機プラス」と同じですが、ディスプレイがない代わりに券売機の行灯の液晶パネル部分に表示されます。

○MV60型(感熱

Jrcmv60 (東京駅:平成29年6月)

 MV40型の置き換えとして登場したのがMV60型です。平成29年5月から東京駅を皮切りに設置されています。機能は「エクスプレス予約」の受取と新幹線乗車券の発売に特化しています。 


■JR西日本

●MV30型(転写

f:id:imadegawa075:20190511230634j:plain (小松駅:平成28年1月)

 「みどりの券売機」という愛称が付いています。目立たせるためか周囲の壁面が黄緑になっていることが多いです。エクスプレス予約の他に5489サービス、プッシュホン予約、「駅プラン」の受取にまで対応しています。平成30年9月に三原駅で最後の端末が撤去され現存しません。

●新幹線自由席特化型MV30型(転写

Jrwmv30jiyu (新大阪駅:平成25年12月)

 新大阪駅に設置されている機能限定型の「みどりの券売機」です。パネル部分にシールが貼られています。新幹線自由席特急券・乗車券・入場券と各種予約受取に限定されています。

●MV30型みどりの券売機プラス(転写

f:id:imadegawa075:20190511011257j:plain (須磨駅:平成22年4月)

 平成22年1月より甲南山手および須磨の2駅で設置され、その後近畿圏に広がりました。JR西日本で初めて利用者の補助としてオペレーターモードが利用できる券売機で、端末右側に読み取り機があるのが特徴です。MV30型をベースにしたものは平成30年5月の須磨駅を最後に撤去され現存しません。

○MV35型(感熱

Jrwmv35_2 (堺市駅:平成28年7月)

 平成23年頃から登場しました。機能や名称はMV30型と同じです。JR西日本では感熱印字の端末のみ導入したようです。

●MV40型(感熱

Jrwmv40 (小倉駅:平成20年10月)

 「みどりの受取機」という愛称が付いています。インターネット予約や電話予約の受取専用機です。新幹線駅のものは乗車券や新幹線回数券が購入できるものもあります。平成30年3月までに全て撤去された模様です。

○MV50型(感熱

Jrwmv50 (金沢駅:平成26年12月)

 平成26年後半より地方駅より設置が始まりました。QRコードの読み取り機もあり、JR東日本やJR九州の端末と同一と思われます。また、オペレーターとやり取りするため、「みどりの券売機プラス」機能が付加された端末もあります。

○MV50型みどりの券売機プラス(感熱

f:id:imadegawa075:20190511012712j:plain (宍道駅:平成29年8月)

 MV30型ベースのみどりの券売機プラスに代わって導入が進んでいます。この端末のように右側のモニターがなかったり、受話器が左にあったり設置場所によってまちまちです。機能は同じです。

○MV60型(感熱

Jrwmv60 (富山駅:平成28年10月)

 平成28年6月の金沢駅を皮切りに、富山駅でも設置されています。JR東日本のものと異なり、列車の空席情報はありません。現状では新規の発売は行わず、ネット・電話予約の受け取りに特化しているようです。


■JR四国

○MV35型(転写感熱

Jrsmv35_2 (高松駅:平成21年9月)

 平成19年3月の高知駅を皮切りにJR四国でも設置されました。通常の機能の他に5489サービスの受取や定期券の購入もできます。転写印字の端末は高松駅と高知駅にありましたが、平成29年10月に置き換えられ、感熱印字のものしか現存しません。

●MV40型(感熱

Jrsmv40 (高松駅:平成21年9月)

 岡山駅からエクスプレス予約で山陽新幹線を利用する客向けに高松駅に設置されています。5489サービスの受取や高松・岡山駅からの乗車券の購入もできます。筐体はJR西日本のものと全く同じっぽいです。平成29年8月にMV60型に置き換えられ現存しません。

○MV50型(感熱

f:id:imadegawa075:20181115001733j:plain (高松駅:平成29年12月)

 熱転写MV35型の置き換え用に平成29年9月の高松駅を皮切りに設置が始まり、徳島・高知駅にも設置されています。QRコードの読み取り機もあり、JR東日本や西日本の端末と同一と思われます。

○MV60型(感熱

f:id:imadegawa075:20181115002649j:plain (高松駅:平成29年12月)

 高松駅に設置されていたMV40型の置き換え用の端末で、平成29年8月よりほぼ同じ場所に設置されています。機能はMV40型の頃と変わりません。 


■JR九州

●MV30型(転写

Jrkmv30 (別府駅:平成22年9)

 九州内の県庁所在地駅に設置され始めましたが、小倉・博多駅のMV35型への置き換えに伴い、玉突きで県庁所在地駅以外の北部九州主要駅への設置が広がりました。機能としては後述するMV35型と同じです。平成28年3月ごろにすべて撤去されました。

○MV35型(転写感熱

Jrkmv35 (小倉駅:平成20年8月)

 MV35型は小倉・博多の両駅を皮切りに設置されました。当初は電話予約やインターネット予約の受取はできませんでしたが、現在はできるよう改善されています。平成22年春頃より感熱タイプのものも登場しました。また、平成23年初頭より九州新幹線停車駅にも設置されています。

●MV40型(感熱

Jrkmv40 (小倉駅:平成21年10月)

 インターネット予約と電話予約受取専用機です。それ以外の機能はありません。小倉・博多・熊本・鹿児島中央の各駅で設置されていました。平成30年3月までに撤去された模様です。

○MV50型(感熱

Jrkmv50 (博多駅:平成25年12月)

 平成25年12月より博多駅で設置されました。SUGOCAを含め継続定期券にも対応しています。QRコードの読み取り機もあり、JR東日本の端末と同一と思われます。

○MV60型(感熱

Jrqmv60 (熊本駅:平成29年4月)

 平成29年3月の熊本駅を皮切りに設置されました。ネット予約の受け取りに特化したJR西日本の端末とは異なり、新規の発売も行います。他社と異なりタッチパネル上部にあるディスプレイがないため、すっきりとしています。


■日本旅行Tis(オマケ)

●MV10型(転写

Tismv10 (新大阪支店:平成22年1月)

 日本旅行新大阪支店にあったMV10型です。東海道・山陽新幹線関連にしか対応していないのとクレジットカードが使えない制限付きの端末でした。旅行会社のMV端末はここぐらいだと思われますが、残念ながら九州新幹線開業を前にした平成22年秋ごろに撤去されました。

参考記事↓


 JR北海道・東日本はこちら↓