続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ。移行してボチボチやってます。

E653系羽越線デビュー号

E653系羽越線デビュー号

◆種別:団体専用

◆区間:新潟~酒田

 常磐線の特急「フレッシュひたち」は昨年3月のダイヤ改正でE653系からE657系に統一されました。運用を離脱したE653系はその後の去就が発表されなかったので、どこに転用されるか注目を集めていました。結局は9月から羽越線特急「いなほ」の車両置き換えに使われることが6月のプレスリリースで正式発表されました。

E653inaho (羽越線・酒田) 

 E653系は「いなほ」への投入にあたり郡山車両センターで改造工事を施されています。外観は日本海の日の入りをイメージしたカラーリングに一新しました。この塗り分けは一部で「フルーツ牛乳」なんて言われたりもしました。秋田寄りの先頭車を普通車からグリーン車に改造しました。また、日本海側を走るため耐寒耐雪強化し、合わせて0番台から1000番台に改番しています。

 9月28日の「いなほ」への投入に先立って、9月14日に「E653系羽越線デビュー号」として新潟~酒田間で団体専用列車として運転されました。

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 常磐線時代のE653系には何度も乗ったことがあったので、どうせなら追加料金払ってでもグリーン車に乗りたいと思いました。早めに申し込んだこともあり、何とか復路のグリーン席が確保できました。

E653inaho_seat2 E653inaho_seat1

 上の写真はグリーン席の座席です。左が日本海側のA・B席で、右が山側のC席です。最近のJR東日本の在来線グリーン車には珍しく、2-1列の配置です。前後の席の間隔は広々としていて、間仕切りもあります。前後の座席間にある間仕切りは初めて見ました。

E653inaho_free (グリーン車専用フリースペース)

 また、グリーン車内には専用のフリースペースがあり、沿線の景色が楽しめるようになっています。これが海側・山側両方にあります。「いなほ」は定期の特急列車ですが、定員を犠牲にするリゾート列車のような設備があって少々驚きでした。

 この時の「E653系羽越線デビュー号」の酒田駅発車時の車内放送です。E653系の解説のような話もあります。さすがに秋田~新潟間が2時間10分というのはおかしいと思いますが。

 団体専用列車でありながら、酒田~新潟間を定期列車と遜色ない2時間12分で走破しました。グリーン車は快適で、この移動時間を長く感じませんでした。何より広々としたスペースが贅沢でした。また機会があったら乗ってみたいと思いました。

 E653系は昨年9月28日より「いなほ」1往復に投入されました。車両の改造工事は着々と進んでいるようで、今年3月のダイヤ改正では5往復に拡大します。片や485系は2往復(3・4・11・12号)に減少し、このペースだと来年のダイヤ改正までには姿を消しそうです。