続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ。移行してボチボチやってます。

TOHOKU EMOTION

TOHOKU EMOTION

◆種別:快速?(団体専用)

区間:八戸~久慈

TOHOKU EMOTION2 (2号車エントランス)

 昨年10月19日よりJR東日本は「新しい東北を発見・体験」することを目的としたレストラン列車「TOHOKU EMOTION」の運行を始めました。運転区間八戸線・八戸~久慈間で、東日本大震災の復興支援という側面もあります。往路(八戸発)がランチで、復路(久慈発)はデザート&アフタヌーンティーです。

 運転日はおもに土休日です。この列車は団体専用列車なので、駅のみどりの窓口で指定券は売っていません。パックツアーを購入する必要があります。JR東日本直系の「びゅう」以外にも、大手旅行会社が自社の旅行商品に組み込んで発売している例もあるようです。パックツアーは基本2名以上からの申し込みなので、1人で利用できるものはなかなかないのが現状です。

 「びゅう」での申し込みは8月8日から始まり、私はその日の夜に電話で空席照会したんですが、既に10・11月分の運行分はすべて満席になっていました。そこで、「往復利用できるのは直近でいつか?」と尋ねてみたところ、「12月15日ならある」とのことだったので、すぐに手続きをしました。発売開始数時間でその状態とは凄まじい人気です。JR東日本初のレストラン列車ということで、鉄ヲタ以外の客層の注目度も高かったんじゃないかと思います。確かに非鉄のウチの嫁の食いつきもよかったのを思い出しました。

 旅行商品は指定券のように乗車日の1ヶ月前から発売するわけではなく、2~3ヶ月まとまった期間の商品を一気に売り始めます。現在でも高い人気を保っていて、現時点(12月下旬)で来年3月までほぼ満席とのことです。来年4月以降乗車分については2月上旬に概要が発表されるそうです。

TOHOKU EMOTION1 (八戸線・久慈)

 車両は既存のキハ110系3両を改造し、「TOHOKU EMOTION」の専用車両としました。東日本大震災大船渡線気仙沼~盛間および山田線の海側区間が依然不通で、岩泉線も土砂崩れで長期間不通のままだったので、キハ110系の運用に余裕が出ていたのも無関係ではないと思います。車両の外観は最近のJR東日本御用達の(?)の奥山清行氏のデザインです。

TOHOKU EMOTION3 (キクシ112-701)

 3両編成のうち、久慈寄りの3号車がテーブル席で、八戸寄りの1号車がコンパートメント(個室)で、真ん中の2号車がオープンキッチンでした。2号車の車番は「キクシ112-701」で、食堂車扱いです。キクシという車両形式は国鉄時代を通じて初めてだそうです。 

 私は2人利用で往路は3号車、復路は1号車の利用となりました。往復ともコンパートメント希望でしたが、空きがなく復路のみとなりました。1号車の利用は1室3000円の加算料金が必要です。

TOHOKU EMOTION4 (3号車車内)

 まず、3号車のテーブルは2人席が4卓、4人席が3卓の定員20名でした。景色のよい海側席は4人席で、2人席は山側しかありません。上の写真の左側が4人席で、右が2人席です。

TOHOKU EMOTION5 TOHOKU EMOTION6

 1号車のコンパートメントは最大4名が利用できる部屋が7つあり、定員は28名です。部屋単位で発売するため、相席になることはなく4名未満でも利用できます。海側に窓があるので、景色のハズレはありません。

Tohokuemotion7 (2号車オープンキッチン)

 オープンキッチンの2号車はこんな感じです。通路からシェフが仕込みをする様子が見えます。ここで1から作っているわけではなく、ある程度できているものを積み込んで、ここで加熱や盛り付けを行っています。

 で、肝心のきっぷなんですが「TOHOKU EMOTION」の指定券はありません。乗車券部分の乗車票と、座席を指定するバウチャー券がセットになっていました。バウチャー券には「列車乗務員にお渡しください」という記載がありましたが、確認されただけで回収されず手元に残りました。

X0256

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Te2

Te1

 クーポンは「びゅうプラザ」から郵送されてきたので、バウチャー券に蛍光ペンが引かれていて、きっぷヲタ的にはちょっと残念な券になっています。

 食べ物の紹介は私のボキャブラリーではうまく良さを伝えることが難しいですし、何よりネタバレになるので止めておきます。男性の私にとってもう少し量が欲しい感はありましたが、おいしくいただきました。とにかく百聞は一見に如かずですので、興味があればぜひ乗ってみて欲しいです。個人的には往路のランチコースでコンパートメントに乗れれば、この列車や沿線の景色の魅力は一通り楽しめると思います。