続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

首都圏往復フリーきっぷ常備券

首都圏往復フリーきっぷ常備券

 以前の記事でJR西日本北陸地区で発売している「首都圏往復フリーきっぷ」を紹介しました。その記事の中のマルス券が一般的ではありますが、一部の駅では昔ながらのクーポンサイズの常備券を発売している駅があります。

Q0130

Q0131

 この券は北陸線水橋駅で発売している「首都圏往復フリーきっぷ」です。復路片にバーコードが付いているのが今風ではありますが、何だか懐かしさすら感じる常備券です。同じような券が城端線城端駅でも発売されているようです。城端駅のものは「高岡ゾーン」発になっているので、趣味的には「高岡ゾーン」も確保しておきたいところですが、なかなか難しそうです。

F0716

 水橋駅はPOS端末設置駅で、指定券はこのように料補(料金補充券)で発売します。記事の欄に「首都圏往復フリーきっぷ」と押印されています。電話での取り次ぎ販売となるためか、私が購入した去年の今ごろは水橋駅での指定席の取り扱いは午前9時以降となっていました。 

 来年3月の北陸新幹線開業に伴い北陸線・金沢~直江津間が各県の第三セクターに移管されるので、「首都圏往復フリーきっぷ」は今の形態のままは残らないはずです。北陸新幹線経由で発売されるにしてもきっぷの版は変わりますし、常備券が残るという保証はありません(むしろ残らない可能性の方が高いでしょう)。また、水橋駅については「あいの風とやま鉄道」に移管されJRの駅ではなくなります。

 私は去年のうちに購入しておくことができましたが、趣味的には今のうちに集めておきたい一枚ではあります。