続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

大井町駅開業100周年記念

大井町駅開業100周年記念入場券

 昨年12月20日は東京駅の記念Suicaの発売日でした。ご存じのとおり発売時の不手際により現場は荒れに荒れ、K察の指導により安全確保のため午前中で発売を中止しました。怒り狂った鉄ヲタが大暴れする姿は見るに耐えないものでした。この騒動はテレビでも広く報じられたので、私の嫁は休み明けに「ダンナさん土曜日東京駅行ったの?」と複数の人に聞かれたそうです。

 実際、私は当日現地には行っていませんでした。前夜に徹夜組の知り合いの陣中見舞いをした際、駅前広場にはかなり長い行列ができていて下の写真のような状態でした(クリックすると拡大します)

Tokyosuica2 (0時過ぎの東京駅の様子)

 0時過ぎの時点で軽く1000人は超えていそうな状態だったので、たとえ翌朝の始発で出ても間に合わないだろうなぁ…というのは想像がつきました。そのため、東京駅のSuicaは見送り、同日発売だった「大井町駅開業100周年記念入場券」を買いに行くことにしました。

 翌朝。大井町駅は8時からの発売開始で、早起きして開始の50分ぐらい前に到着しました。既に100人弱はいましたが、1人5セット上限で1000セット発売だったので、この時点で買えることは確実でした。

Oimachi100 (大井町駅長と敬礼)

 みな整然と並んでいて、東京駅のように荒れることはありませんでした。開業記念ムードを盛り上げるべくSuicaペンギンが来て記念撮影にも応じていて、ほのぼのとしていました。Suicaペンギンが東京駅の記念Suica発売の現場ではなく、なぜ大井町駅に来ていたのかは軽く謎でしたが、もし東京駅に行っていたらひどい目に遭っていたでしょう。 

 発売から1時間経って記念入場券を手にすることができました。A5サイズの台紙にD型硬券が5枚セットになっていました。

Oimachi100_1 (表紙)

Oimachi100_2 (中身)

 偶然なのか昨年はJR東日本の首都圏の駅で「××駅開業○○周年記念入場券」というものが多く発売されました。みなこのように駅の歴史や走っている車両がデザインされた台紙+ダッチングで刻印された硬券入場券という形態でした。記念品としても収集物としてもクオリティが高く満足のいくものでした。

 東京駅のSuicaは後日通信販売にて希望者全員に販売されることが発表され、年明けから申し込みを受け付けました。最終的に申込数が約500万枚にもなったそうです。なので、あの時大井町に絞っておいて正解でしたが、年明けの東京駅記念Suica追加申し込みを失念していたので、ゲットできずに終わりそうです。