続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

のどかな山梨

NODOKAな★山梨号

◆種別:急行

区間:新宿~小淵沢

 JR東日本八王子支社では昨年4月~6月に「山梨・中央線キャンペーン」という観光キャンペーンを開催しました。そのオープニング列車として4月3・4日に新宿~小淵沢間で急行「NODOKAな★山梨」号が運転されました。

H0174 

 トクトクきっぷの名称として★が入った例はありましたが、列車名にはおそらく初だと思います。どこかで見た八王子支社長の談話によれば本当は♪にしたかったそうですが、発券システム上の制約からやむなく★にしたんだそうです。

 車両はJR東日本新潟車両センタージョイフルトレインの”NO.DO.KA.”でした。列車名のまんまです。改造車とはいえ485系が中央線を走るのは珍しいことです。しかも急行列車はさらに珍しいです。私は諏訪大社御柱祭を見に行った帰路に利用しました。指定は10時打ちはしませんでしたが、意外にも労せず取れました。

Nodokanayamanashi (中央線・小淵沢駅の側線)

 車内は「観光キャンペーンのオープニング列車」という趣旨とは裏腹に、ヲタしかいませんでした。私が乗った車両が偶然そうだっただけかもしれませんが…。私の周囲ではヲタがカーペット車で向かい合って座卓を囲むという妙な雰囲気でした。

 さて、この列車を乗るべく小淵沢駅の待合室で待っていた時のことです。窓口で20~30代のデブヲタ(男)がこの列車の指定券をめぐって、顔真っ赤にして駅員に罵声を浴びせ続けていました。何か取り扱いか認識に齟齬があったようでしたが、まるでキ○ガイのようなキレっぷりでした。もちろん私を含め見ていた周囲はドン引きでした。

 昨年は一部の鉄道ファンが利己的な行為に走って問題になった出来事が多く発生した年でもありました。そのせいで真っ当な鉄道ファンまで偏見の目で見られることがあります。そういう輩は決して同業者とは思いたくないですが、こういうキチ○イがいると偏見に晒されるのも仕方ないのかなと半ば自嘲気味に思います。

 この場合、私だったら一旦は引き下がって、どうしても納得いかなかったら本社のメールフォームで事の経緯を通報します。そうすると社としての公式回答が得られる上に、該者は然るべき指導される(はず?)のでいいことづくめです。窓口で顔真っ赤にしてキレてわめき続けたところで何の解決にもなりませんし、うるさいだけです。

 ちなみにこのデブヲタは私のすぐ近くに乗っていました。八王子駅で降りるまでずっと不愉快な気分が続いて、ちっとも「のどかな」気分ではありませんでした。ちょうど一年前の出来事です。