日旅新大阪

日旅新大阪

 日本旅行新大阪支店は新大阪駅構内にありました。大阪市営地下鉄御堂筋線からJR線(新幹線・在来線)への乗換の導線上の一等地にあったため、新大阪からの乗車券類を求める多くの利用客がいました。また、JRのみどりの窓口ではJRカードや自社のハウスカード以外大多数のクレジットカードが長らく利用できなかったため、旅行会社がその受け皿になっていたという側面もあります。

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 古くはこのように新大阪から各方面への硬券の乗車券類を発売していました。 下2枚は硬券にC制の印が押されているのがミスマッチで面白いです。私の手持ちだけでもこの他に静岡・名古屋・岡山着の乗車券があり、相当広範囲まで発売していたことが窺い知れます。それほどの硬券口座があった旅行会社は例がないと思います。

Tismv10 (日本旅行のMV10型・再掲) 

 硬券口座廃止後はカウンターで機械発券のきっぷを発売するとともに、店舗前にボタン式の券売機も設置していました。また、合わせて指定席券売機(確かMV10型)も設置していた時期もありました。いずれも旅行会社としては異例だと思います。

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 こちらがその指定席券売機で発券した新幹線特急券です。発売箇所表記は「○日 新大阪MV3」となっています。MV3となっているとおりこの当時複数台(確か4~5台)設置されていました。指定席券売機ながら発売できるものは東海道・山陽新幹線関連の乗車券・特急券に限られ、現金決済のみでした。

 残念ながら日本旅行新大阪支店のいずれの券売機も九州新幹線博多開業を前にした平成22年9月末で撤去されていて、後継の券売機の設置はありません。現在はカウンターと、発券済みのきっぷを入れた封筒を金券ショップのような自販機で発売しているようです。

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 現在は日本旅行JR西日本の旅行部門Tisを統合した日本旅行Tis新大阪支店」として営業を続けています。マルス券の発売箇所表記は「○日 T新大阪」で14Fは端末番号です。きっぷ趣味的には異例づくめの発売窓口でしたが、今ではごく普通の旅行会社の窓口になったなと感じます。