駒ヶ根トレイン号
◆種別：急行
２月下旬の週末の飯田～駒ヶ根間で急行「駒ヶ根トレイン」号が運転されました。昨年は１１７系の「トレイン１１７」を使用して快速「駒ヶ根トレイン１１７」号として運転されましたが、今年は３７３系に変更されました。そのため、列車名から「１１７」が取れています。
（飯田駅発車案内）
また、昨年は飯田～駒ヶ根～飯田という往復する区間を一列車扱いで運転されましたが、急行化されたことに伴い飯田～駒ヶ根間の往復運転で別列車扱いとなりました。指定券は飯田→駒ヶ根と駒ヶ根→飯田とそれぞれに必要になりました。しかし、時刻表や駅の案内表示は飯田発飯田行という誤解を招くような案内になっていました。
昨年と同じような時期で同じ区間だったのに、今年の指定は当日でも余裕で取れました。やはり飯田～飯田の指定券狙いのコレクターが多かったのと、急行化して往復別々の指定券を要することによる値上げの影響もあったんだと思います。
３７３系には専用の絵幕のヘッドマークが用意されていました。しかし、青字に白い文字ではヘッドマークの列車名がよくわかりません。列車名はもう少し違う色にした方がよかったと思います。
また、側面には南アルプスの山々をイメージしたと思われるラッピングが施され、なにやらすんごいことになっていました。しかも、先頭車の一部とかいうレベルではなく、編成全体に対してです。たった２週の運転のためにずいぶん手が込んでいると感じました。
乗車率は指定の売れ行き通り半分弱でした。昨年は大雪に見舞われて大変だったんですが、今年は雪はなかったものの微妙な曇り空で、ヘッドマークのようなきれいな山は見えませんでした。私はこの列車を新緑や紅葉の季節にも運転してみたらどうかと思っています。せっかくの３７３系を遊ばせておくよりよっぽどいいと思うんですが…。
