続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

バルーンさが関連3

佐賀バルーンフリーきっぷ

 バルーンフェスタ期間中は近隣各地から「佐賀バルーンフリーきっぷ」というトクトクきっぷが設定されます。今年は北九州市内・博多・鳥栖・久留米・長崎・佐世保からの設定があります。

 長崎本線・神埼~バルーンさが間が2日間フリーで、発駅からフリー区間までの往復がセットになっています。フリー区間までは鳥栖・久留米発は普通列車、長崎発は特急指定席、北九州市内・博多・佐世保発は特急自由席の利用になります。

往路片

復路片

 券面の「バルーンさが駅は10月30日から11月3日までです」の文言が臨時駅っぽいです。

 往復とも「指定席発行印」が押されています。博多発は特急自由席利用タイプでしたが、指定料金券を買い足せば指定席の利用はできました。往路はともかく、復路は帰りの時刻を束縛してしまうリスクがありますが、ピーク時間帯には積み残しが発生するぐらいなので、座りたい場合は指定席をオススメします。

 博多からの特急利用客はほとんどこのきっぷを持っていたように見えました。築城航空祭でもそうでしたが、JR九州はこういった年一回のイベントでも専用のトクトクきっぷを設定してくるので面白いです。

【ひとこと】

 博多~佐賀間の特急自由席利用の「2枚きっぷ」は2,260円で、バルーンさがを超えた先の肥前山口までは3,440円です。営業キロは佐賀~肥前山口間が15.6Kmで、佐賀~バルーンさがが4.8Km、バルーンさが~肥前山口間が9.8Kmとなっています。単純に距離だけ設定すれば博多~バルーンさが間は2,650円ぐらいが妥当です。2,470円という価格は率直に安いなと思いました。

使い勝手:★★★★☆

お得感:★★★★☆

当日発売:あり

小児用:あり

【補足:2023/10/26】

 コロナ禍を経て再開された2022年以降は「バルーンさが日帰り往復きっぷ」という単純往復タイプのきっぷとなり、「佐賀バルーンフリーきっぷ」は発売終了した模様です。