続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

ひかり・こだま自由席用早特きっぷ

ひかり・こだま自由席用早特きっぷ

P0083 (乗車券部分)

J0200 (専用の特急券

 名古屋~新大阪間の「ひかり」「こだま」の自由席を7日前までに購入することによって格安で利用できるきっぷです。「席数限定」だそうですが、発売枠を超えてしまったせいで買えなかったという話は聞いたことがありません。

 乗車券部分と特急券部分に分かれます。専用の特急券は指定券にちょっと似ていますが、列車は指定されていません。「早特専用新幹線自由席特急券という長々しいタイトルが付いています。

 かつて発売していた「新幹線名古屋(大阪)エコノミーきっぷ」(回数券)は30枚綴りで1枚あたり4200円でしたが、1枚でそれとほぼ同じ価格設定です。ただし、「エコノミーきっぷ」時代のように逆方向の利用はできないので注意が必要です。

【ひとこと】

 7日前までに購入する必要がありますが、個人で30枚を3ヶ月で使い切るのは難しいのでこちらの方が親切な設定であると言えます。「エコノミーきっぷ」廃止→「早特きっぷ」への流れは金券ショップ潰しの一環という側面もあるんだろうなぁ…と感じました。

 ただ、金券ショップも逞しいもので、出発日・方向別に在庫を取り揃えています。だいたい相場は4500円程度なのでJRでこのきっぷを購入するよりは割高ですが、正規運賃・料金を支払うよりは安上がりです。突発的に必要になったときは便利です。かく言う私も急に新幹線で行くことに決めたため名古屋駅前の某金券ショップで購入しました。農協観光大阪支店で発券されたきっぷがなぜ名古屋の金券ショップにあるのか謎でしたが…。

 この時は京都駅で乗り捨てています。名古屋から使用する場合、京都で捨てても元が取れます。日中1時間に1本ある名古屋~京都間ノンストップの「ひかり」に乗れば、所要時間は「のぞみ」とほぼ同じです。

使い勝手…★★★☆☆

お得感…★★★★☆

当日発売…なし(7日前まで)

小児用…なし

【補足:15/6/10】

 「ひかり・こだま自由席用早特きっぷ」は平成25年10月末利用分で発売終了しましたので、カテゴリーを追加しています。