続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

海契マルス券(ぷらっとこだま)

 以前の記事で触れましたが、2020年6月30日申込分よりJR東海ツアーズのネット申込時の「ぷらっとこだま」の販売方法が変わりました。

 変更点をまとめると以下のような感じです。 

  2020年6月29日まで 2020年6月30日以降
申込期限
(ネット予約) 
 出発5日前の23:30  出発前日の17時
クーポンの受け渡し  郵送 新幹線駅の指定席券売機か
JR東海ツアーズ店舗で発券
ドリンク引換券  1人1枚ずつ 1グループで1枚

 ここで言う新幹線駅やJR東海ツアーズ店舗というのは、「ぷらっとこだま」の発着の設定がある東京・品川・新横浜・静岡・浜松・名古屋・京都・新大阪駅を指し、その他の駅や店舗では不可です。指定席券売機は乗り換え改札にある端末は不可で、改札外の端末のみになります。

 先月、静岡へ行く用事があったので、新しくなった「ぷらっとこだま」を利用してきました。受け取りにはまず指定席券売機で受け取りをする際のQRコードを表示させる必要があります。

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 予めJR東海ツアーズの会員登録をしておくと、マイページの中から予約済みのツアーを指定し表示させられるのでラクです。オレンジ色の「JR乗車票 受取コード・確認コード表示」のボタンを押して次画面に進みます。

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 そうするとQRコードが表示されます。「EX予約」のようにメールを送信してワンタイムパスワードを入れて云々というアホみたいな作業はありません。受け取り時に確認コードが必要になるので、スクリーンショットを取る際は確認コードも一緒に入れて取っておくとよいでしょう。

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 私が利用した新横浜駅の指定席券売機には初期メニューの右下に「JR東海ツアーズ 乗車票受取」のボタンが新設されていました。このボタンを押してからQRコードをかざします。 

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確認コード入力画面

 QRコードをかざせば発券されるとばかり思っていたので、確認コードの入力を求められ不意討ちを食らいました。QRコードをかざしてすぐにスマホの画面を閉じていたため、券売機の前で少し慌てる羽目になりました。 

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海契マルス券

 指定席券売機から発券された「海契」のきっぷです。実発券箇所は表示されず発売箇所表記は「JT通販」となっています。また、購入日付はネット予約で決済した日付になります。 

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【比較用】以前の「海契」入り乗車票

 6月29日以前申込で郵送されてきた頃の乗車票と比較してみます。券紙が変わるとともに、「こだま乗車票 ぷらっとEプラン」となっていたものが、「ぷらっとeプラン乗車票」となり、「こだま乗車票」の文言が消えています。

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ぷらっとこだまドリンク引換券

 ぷらっとこだまに付いてくるドリンク引換券もきっぷと一緒に発券されました。こちらには「新横浜駅MV713」と実発券箇所が印字されており、まるでEX予約のご利用票みたいです。ドリンク引換券は以前は1人1枚でしたが、1グループで1枚となりました。右上の「引換本数計」のところに引き換え可能本数が印字されています。

 前日まで申込ができ、クーポンの受け取りが指定席券売機で可能になったのは便利だと思います。ただ、ドリンク引換券の1人1本という数量は変わっていないんですが、1グループで1枚となったため、複数人利用で引き換えの際はグループ全員が同時に引き換えないといけなくなり、使い勝手は悪くなったと思います。

【補足:2024/4/16】

 ぷらっとこだまは2024年3月乗車分よりチケットレス化されICカードかQRコードで自動改札を通過する仕組みとなりました、このような「海契」という表記の乗車票は発券されなくなりました。また、今年からGWは設定除外となった模様です。