きらめき91号
◆種別:特急
◆区間:門司港→博多
博多祇園山笠は博多を代表する祭りの一つで、7月1日~15日の間で開催されます。 最終日の7月15日には祭りのクライマックスを飾る「追い山」という行事があり、多くの見物客が訪れます。
JR九州では近辺から「追い山」を見るために博多へ向かう臨時列車を運転しています。門司港→博多間で運転される特急「きらめき91号」もそのうちの一つです。その「きらめき91号」のダイヤです。
きらめき91号 | |
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門司港 | 3:01発 |
小倉 | 3:12着 3:14発 |
黒崎 | 3:26着 3:27発 |
折尾 | 3:31着 3:32発 |
博多 | 4:09着 |
※他停車駅:門司、戸畑、八幡、赤間、東郷、福間
3時というのは昼の3時(15時)ではなく朝の3時です。なぜなら追い山が朝の4時59分という普通では考えられない時間から始まるからです。
2年前の追い山はちょうど3連休の初日でした。ちょうど北九州の嫁実家にいたので、山笠見物を兼ねて「きらめき91号」に乗車してきました。
当時はJR九州のネット予約もJR西日本のe5489も非対応でしたが、今年は両サービスとも対応しているようです。ただ、両サービスとも受け取り可能時刻は23:30までなので、特急券は乗車前日までに受け取っておく必要があります。
充当された車両は787系6両編成でした。指定席とグリーン席が1両ずつで、あとは自由席でした。こんな朝早いのに指定席は赤間辺りで満席になり、博多に到着するころには自由席のデッキは立ち客で一杯でした。福岡の人の山笠に対する熱気と執念を感じました。追い山が見られそうな祇園へは博多駅から徒歩15分ほどかかるので、博多駅4:09着は案外ちょうどよかったです。
私が追い山を見たのは大博通りと国体道路が交わる祇園町交差点でした。最初の一番山笠が走り出す頃は真っ暗だったんですが、最後の八番山笠が走るころには薄明るくなっていました。ここよりもっといい場所があったのかもしれませんが、ちょうど山笠が交差点を曲がるところを間近の場所で楽しめました。
JR九州は福岡地区で毎年実施していた年越しの終夜運転を今年(2018~19年)から取り止めました。上場を機に(?)今まで普通に実施していたものに対してメスが入った感です。なので、今年の山笠臨は運転されるか心配していましたが、今年もちゃんと運転されるようです。