続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

小田原駅使用済印

 きっぷを貰う時に押してもらう無効印や使用済印のデザインはJR各社でも扱いがまちまちです。

 JR北海道・西日本・四国・九州は全社で統一したデザインの使用済印を使用していて、どの駅でもさほど違いはなく面白みはありません。JR東海は新幹線停車駅にN700系デザインの使用済印がありますが、基本は各駅ごとの無効印で絵柄入りは稀です。

 JR東日本は各駅(支社?)でバラバラで、JR東海のように無効印を使用しているところもあれば、その駅の周辺の名物や祭りをデザインした絵柄入りの使用済印を使用しているところもあり、収集するには一番面白い会社です。

 東海道線・小田原駅の使用済印のデザインは当地発祥と言われる小田原提灯でした。少なくとも3年前にはあって、JR東日本横浜支社管内では早い導入でした。

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使用済印を拡大

 普通の提灯は真ん中が膨らんでいて横から見えると楕円形の球体ですが、小田原提灯は円筒形です。そして、畳んだ時に本体部分を蓋に収納できて携帯性に優れているのが特徴なんだそうです。そんな円筒形の提灯がデザインされています。

 そして、何気に御殿場線・山北駅のマルスの前出し券です。狙ったわけではないんですが、こういう印を押してもらうには余白が多い120mm券だと都合がいいです。

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小田原駅コンコース 2016/7/24

 小田原駅が橋上化され現在の駅舎に建て替えられた際に、コンコースに巨大な小田原提灯がぶら下げられ、改札前で圧倒的な存在感を放っています。直径2.5mで長さは5m、重さは200Kgもあるので、絶対に落ちないよう鉄骨でぶら下げられているんだそうです。