続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

折尾駅西口

 折尾駅は北九州市八幡西区にある駅で、鹿児島線と筑豊線が交差する駅です。築堤上に造られた日本初の鉄道の高架線があり、同じ北九州市内にある門司港駅と同じぐらい古い大正5年築の立派な駅舎がありましたが、さほど保存運動が盛り上がることなく割とあっさり取り壊され、現在建て替え工事が進んでいます。

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折尾駅の配線と改札口の位置関係(平成30年12月現在)

 旧駅舎は現在の東口にありました。鹿児島線が高架を走っていて、筑豊線は地上でその下をくぐるように直角に交わっています。さらに、東水巻〜黒崎間を短絡する筑豊線もあり、折尾駅付近でこのような三角形を形成しています。

 折尾駅には現在メインとなっている北口以外に、東口・西口・鷹見口と合わせて4ヶ所の改札口があります。北口と東口・西口は同じ構内にありますが、鷹見口だけは飛び地になっていて、いったん改札を出て東口駅前広場を通って150mほど歩く必要があります。

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 有人窓口は鷹見口以外にすべてあり、マルス端末(MR52型)が設置されています。発売箇所表記は北口がR1とR2、東口がR3となっていますが、西口だけなぜか「西口ーR」という独特な表記になっています。

 来たる3月16日のダイヤ改正で折尾駅の配線が変わり、東水巻~折尾~本城の筑豊線が高架の新線に移転します。JR九州のプレスリリースにあった新しい折尾駅の構内図を見ていたところ、みどりの窓口が北口一箇所のみになっていて、西口と東口からなくなっていたように見えました。なので、「西口ーR」という独特の表記は今度のダイヤ改正までなのかもしれません。

【補足:2021/5/10】

 今年1月2日からの新駅舎供用開始に伴い、折尾駅西口はなくなりました。私の予想より約2年長持ちしました。