続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

EX早特21

 昨年9月30日より「スマートEX」のサービス開始に先立って、9月2日より「エクスプレス予約」の方も商品改定が行われました。きっぷに関わる改定は以下のとおりです。

  • 片道601Km以上の区間に対し往復割引商品を設定。(往復一括購入が条件)
  • 早特商品をリニューアルし、全ての商品で複数名利用が可能に。
  • 全ての早特商品に繁忙期利用制限の追加。

 1つ目はおそらく使わないのでどうでもいいです。2つ目もそんなに影響はないです。問題は3つ目です。長く「エクスプレス予約」は年会費を払う代わりに通年新幹線が安く利用できることを売りにしていましたが、その売りをついに捨てたなという印象です。

 しかも、商品改定のページには見落としそうなぐらいの小さな記載で、早特商品のトップページには記載せず、商品個別のページにこっそり記載する姑息ぶりです。3月になって、会員メニューのお知らせ欄にようやく掲載されましたが、その時に初めて気づいた人もいたんじゃないかと思います。

 ちなみに繁忙期利用制限の対象日は年度によって変わるようです。ちなみに平成30年度は以下の14日です。

5月3日~5月6日、8月11・12日、12月28日~1月4日

 お盆の2日間はともかく、年末年始に8日間も使えないのは痛いです。今度の年末年始に北九州の嫁実家に帰省する際の交通手段はよく考えないといけません(とは言えもう結論は出てるんですが)。今から年末の予約をしようとする方はお気をつけください。

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 こちらは昨年10月の商品改定後に利用した「EX早特21」です。商品の発売条件・設定区間については改定前の「IC早特タイプ21」で、価格の変更はありません。

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 きっぷの比較のために商品改定前まで発売されていた「IC早特タイプ21」を挙げます。券面上部には「IC乗車票(IC早特タイプ21)」となっています。今回の商品改定で「IC乗車票」という商品はなくなりました。また、この商品は会員本人しか利用できなかったので一番下に「会員利用限定」と記載がありますが、商品改定に伴って利用者の制限がなくなっているので、「EX早特21」ではその記載がなくなっています。

【補足:2022/6/26】

 6月25日のEX予約の早特商品改定により、「EX早特21」は対象列車を拡大した「EX早特21ワイド」に移行し発売終了しましたので、カテゴリーを追加しています。